板書授業

板書授業

奇をてらわない「教科書に即した」説明を

生徒も保護者も、塾に対し「答えに直結する『秘伝公式』」のようなものを特に数学においては求める傾向を強く感じています。ですがそうしたいわゆる「テクニック」は学校の先生には嫌われやすく、途中の経過を省いても答えが出てしまうため「考える力」が養われにくく、何より学校や教科書のやり方と異なるため、学校の授業を軽視したり、学校の授業を理解できることには繋がりにくさが生じてしまいます。

与一の数学は「可能な限り教科書に即した説明」をすることを意識しています。「学校の先生と教え方が違う」と混乱することもなく、書き方が異なるためテストで減点されるということもなく、何よりも学校や教科書と同じ教え方ということは、自分で教科書やノートを見ながら復習することができることになります。
「驚くような解き方」を求める子には物足りないかもしれませんが、与一では数学だけでなく全ての教科において「基本」を重視し、王道的な勉強の進め方を大切にしていきたいと思っています。


基本から応用まで

基本から応用まで

個々の理解に応じた進行で、基本も応用も

「板書授業」と聞けば、一斉での答え合わせをイメージするかもしれませんが、どの教科でも、特に数学においては理解度や解くスピードには個人個人で差があるため、どうしても一斉での答え合わせは非効率となってしまいます。

基本的には同じテキストを解かせていきますが、板書での説明を自分で使いこなせない子には再度個別に説明を行い、また自力でどんどん解いていける子にはやや難しい応用問題も解いていってもらうことによって、「今のその子の理解度に合わせた」指導を行っています。


チェックテスト

チェックテスト

「合格するまで」のチェックテストで確実な定着を

当然ですが「その日は理解できても、翌週には忘れている」というようなことになれば、実力テストや基礎学力テストはもちろん、定期テストですら高い点数を取ることはできません。とはいっても「復習しておいて」と言って、素直にしてくれる子ばかりであれば苦労しません。

数学の授業では毎回前週教えた内容のチェックテストを行います。まずは「毎週テストがある」ことによって自分での復習を習慣化することが目的です。また同時に「合格するまで繰り返す」ことによって確実な定着を図ります。不合格の場合には早く来るor居残りでの再テストをしてもらいますので、「復習しなかった」や「やったつもり」を防ぐことができます。


中3生週二回授業

中3生週二回授業

週二回の授業で、新たな内容の理解と演習量を両立

数年前から始めた「数学の週二回授業」。昨年度までは週二回授業を行うことによって可能な限り早く中3内容を終わらせ、基礎学力テストに向けて実践問題をこなしていくことを狙っていました。
今年度からは同じ週二回授業でも、「新しい内容の説明」と「その内容の演習」と曜日によって内容を分けることにより、より一つ一つの内容をしっかり身に付けるように移行しました。

中3生最初の基礎学力テストは10月に入るとすぐに実施されます。夏休みから焦って勉強しだすのではなく、早めから受検を意識した勉強を行っていくことで、理科や社会などの他教科に勉強時間を割いてもらうことも意識しています。