3年間の「受験までのカリキュラム」

3年間の「受験までのカリキュラム」

高校の授業に振り回されないカリキュラムで、確実な実力を育成

高校の数学は、実は学校によって進める順番や速さ、かける時間などがまったく異なります。ある高校は数学Ⅰをやっているのに、ある高校は数学Aを進んでいる、なんてことはもはや日常です。よって学校に合わせて進めていたのでは先取りをすることが難しいのと同時に、本来もっと時間をかけて教えたい重要単元であっても、「学校が進んだから」と途中で切り上げることにも繋がってしまいます。

与一では受験までの3年間という長期間でのカリキュラムを組むことにより、重要な単元はしっかりと時間を確保し、一方で平易な単元は早く進めて後々まとめて復習する、ということが可能です。場当たり的な指導では難しい、意図的な実力養成が実現できます。
とはいえまったく学校の進度を無視するという訳ではなく、演習クラスで高校ごとに演習内容を分けたり、テスト前に各高校のテスト範囲に応じた演習を進めたりと可能な限り定期テストへの対策も意識しています。


テスト対策

テスト対策

入学後最初のテストで合計199/200点を取る生徒も

上でも少し触れていますが、基本的には「大学入試に向けた3年間のカリキュラム」に基づき授業を行いながらも、定期テスト、実力/学力/一斉テストに向けても対策をきちんと行います。
テスト範囲の内容を個別に解かせるだけではなく、過去問を詳しく分析し、高校ごとに出題されやすい問題を特に強調し、ピンポイントな対策で少しでもテスト本番に「対策で解いたからできる」と点数を取ってもらいます。

共通テストに向けて勉強をしていく、という軸は大切にしていますが、一方総合型選抜・学校推薦型選抜で受験をする子が半分近くを占めてきたという今の受験の流れを見ると、学校のテストで点数を取ることが重要なのも事実です。
定期テストで高得点を取って評定“5”を取る事、実力/学力/一斉テストで高得点を取って“英数クラス”に入ることも、一生懸命目指していきます。

板書授業

板書授業

「自学」に繋がる教え方を

他教科ももちろんですが、特に高校生の勉強において、数学は絶対的に演習量が物を言います。いくら塾で数学を教えたといっても、それはただの「きっかけを与えた」に過ぎず、塾だけで全てを網羅することは物理的に不可能です。また学校から与えられるチャートやFocusGoldの他教科の勉強に手が回らないほどの課題を課される高校もあり、いずれにしても自宅等での自学は不可欠です。

与一では「自学」を最重要と位置づけ、授業も「自学」を前提として進めています。そのため板書授業では教科書やクリア、チャートやFocusGoldに即した説明をすることにしています。「塾で習ったからチャートが自分で解ける」「塾で習ったことを教科書で復習できる」…繰り返しとなりますが、塾での授業は自分で学習するためのきっかけとしたい、という気持ちを強く持っています。


"チャート"を中心に位置づけ"

大学受験の王道を往く

大学入試の二大問題集と言える"チャート""FocusGold"。与一では中でもチャートを基にした授業を行っています。一番生徒の多い市高がチャートを使用していることもありますが、何よりもチャートは白・黄・青・(赤)とレベル別に分かれているため、どのレベルの生徒にも合わせやすいといった点が一番の理由です。最も標準的なレベルの"黄チャート"を使用することで、よりレベルの高い"青チャート"やより問題数の多い"FocusGold"に対応する学力を付けることが可能です。

「黄チャートなら塾でしないでも自分でできる」?そんなことはありません。自力でできるとは言っても、それは解答解説ありきのこと。しかも解説をしっかり読んで理解できている高校生は驚くほど少ないのが現実です。「自力でできる」ために一度しっかり塾で解説を聞くことには大きな意義があります。
もう一つは後の勉強の「核」となる問題を選んで出題すること。「これとこれがわかっていれば全体像が見える」こうした問題がチャートにはありますが、自分で勉強するときには「前から順に」という解き方をしがちで、問題の重要度には目がいきません。多くの問題の中で厳選した問題を理解させることで、やはり自分での勉強に繋げます。